「最近、肩が上がりにくい」「五十肩だと思って様子を見ていたけど、なかなか治らない」——そんなお悩み、ひとりで抱えていませんか?
肩の痛みの原因はさまざまですが、実は関節リウマチが肩に現れているケースが、見逃されていることがあります。リウマチというと「手指が変形する病気」というイメージを持つ方も多いのですが、肩・膝・股関節など、大きな関節にも炎症を起こすことがあるのです。
「自分はリウマチじゃないと思う……でも、この肩の痛みが気になる」という方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
その肩の痛み、こんな特徴はありませんか?
まずは、痛みの「質」を振り返ってみましょう。
リウマチの可能性があるサイン
- ✅ じっとしていても肩が痛い(安静時痛)
- ✅ 夜中に肩の痛みで目が覚めることがある
- ✅ 朝起きたときに肩や手がこわばって、1時間以上動かしにくい
- ✅ 両側の肩が同時に痛む
- ✅ 最近、手指の関節も腫れぼったい感じがある
一般的な肩こり・五十肩のサイン
- ✅肩を動かしたときだけ痛い・重だるい
- ✅朝のこわばりが30分以内に治まる
- ✅特定の動きだけが制限される
ポイント:「動かしたときだけ痛い」のが肩こりや五十肩の典型です。一方、**「じっとしていても痛い」「夜に痛みで眠れない」**という場合は、関節の中で炎症が起きているサインかもしれません。気になる方は、一度専門医にご相談ください。
なぜ「原因をはっきりさせる」ことが大切なの?
理由はシンプルです。原因によって、治療法がまったく違うからです。
リウマチの炎症が原因であれば、リウマチの薬を調整することで痛みが改善します。
でも、もし原因が腱板(けんばん)の損傷や変形性関節症であれば、リウマチの薬をいくら増やしても痛みは取れません。
逆に言えば、正しい原因さえわかれば、適切な治療で痛みは改善できるということです。「もう年だから仕方ない」「リウマチだから痛いのは当たり前」と諦めないでください。
「肩の痛み」の主な3つの原因
① いわゆる「肩こり」
首の後ろから肩甲骨にかけての、重だるい痛みです。姿勢の悪さ・運動不足・ストレスなどが重なって起こります。ストレッチや生活習慣の改善が有効です。
② 腱板(けんばん)損傷
肩を支える「スジ(腱板)」が傷ついた状態です。「腕は上がるけど特定の角度だけ痛い」というのが特徴のひとつ。リハビリや注射、場合によっては整形外科的な治療が必要になります。
③ 関節リウマチによる炎症
関節の内側で炎症(滑膜炎)が起き、じわじわと関節を傷めていきます。手指だけでなく、肩にも起こります。早期に発見して適切な治療を始めることが、関節を守るうえでとても重要です。
まとめ:肩の痛みを「様子見」で終わらせないために
- 夜間痛・安静時痛・長い朝のこわばりは、リウマチのサインかもしれない
- 原因によって治療法はまったく異なる——正しく見極めることが大切
- 「リウマチかどうかわからない」段階からでも、ぜひご相談を
肩の痛みは、放置すると関節の変形につながることもあります。「気のせいかな」と思っていても、気になるなら早めに診てもらうのが一番です。
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